中学受験の専門塾では、過去の学習内容の定着を確認するために、毎月のペースで公開テストが行われます。
・日能研 > 毎月:公開テスト
・SAPIX > 毎月:組分けテストorマンスリー昇降テスト
※6年生はマンスリー実力確認テスト
・四谷大塚 > 毎月:月例テストor組分けテスト
・浜学園 > 毎月:公開テスト
・希学園 > 毎月:公開テスト
・SAPIX > 毎月:組分けテストorマンスリー昇降テスト
※6年生はマンスリー実力確認テスト
・四谷大塚 > 毎月:月例テストor組分けテスト
・浜学園 > 毎月:公開テスト
・希学園 > 毎月:公開テスト
出題範囲は、塾によって異なり過去1ヶ月の学習内容であったり、特に指定されない塾もあります。
いずれにせよ、
授業 >> 復習テスト >> 公開テスト
の流れが中学受験専門塾の勉強の流れです。
受験学年になると、その他に各塾ごとに志望校判定テストが行われます。実際の入試傾向を意識した出題になるため、公開テストよりも点数が取れないテストになります。
復習テストと公開テストどちらが大切でしょう?
毎週、隔週行われる復習テスト(カリキュラムテスト)よりも公開テストの方が今の実力が判定されることになるため、公開テストを重視する親の方がいらっしゃいます。
中には、復習テストより公開テストの方が結果が良いということを満足されている方もいます。
確かに、入試に近いのは公開テストをはじめとした実力テストなわけですから、最終的は公開テストでよい成績が取れることを目指すことになります。
しかし、復習テストの点が取れけど、公開は良いから「問題なし」と判断することは非常に危険なことです。
復習テストの積み重ねが公開テストなのですから、復習テストができないのに公開テストができるというのは、おかしな話なわけです。
実力があるのではなく、復習テストが悪すぎる
と考えるべきです。もっと、復習テストで点が取れるようになると、もっと公開テストでも点が取れるようになるはずです。
優先順位は「復習テスト→公開テスト」であることを意識して、復習テストの勉強のやり方から確立していく必要がります。