すでに中学受験は各地でスタートしていますが、関西地区の中学受験が本格的にスタートしまして、受験生が出陣しました。
産経新聞 「近畿の私立中入試始まる」
近畿2府4県の私立中学入試が17日始まり、大阪では63校中60校(中等教育学校1校を含む)で試験が行われた。
府県ごとの平均競争倍率は大阪が前年度に比べ微減、他の府県はほぼ横ばいだが、伝統的な難関校をはじめとする一部の中学は多くの志願者を集めている。
各府県私学連合会の中間集計によると高倍率となった主な学校は、
▽奈良学園(奈良)C医進13・8倍
▽西大和学園(同)6・87倍
▽四天王寺(大阪)英数II4・37倍
▽灘(兵庫)3・24倍など。
幸い雪などもなく、予定通りに試験会場に着いたことでしょう。
今朝、某中学校で見ておりましたら、チラホラですが受験生ではない親子連れのような方もいましたね。
まあ、受験生か受験生でないかはあくまでも推測ですけどね。
きっと来年、この同じ道を同じ時間に通って試験会場に向かうという1つのイメージトレーニングなんでしょう。
学校も休みの今週末なんかはそれができる絶好の機会。
中には親の方だけでまっすぐ前を向いて歩いている方もいらっしゃいました。
電車の中での親子の様子や会話、試験会場の外での塾の先生の激励などはいつもの光景ですが、小4や小5の子供達にその雰囲気を味合わせるのはいいんじゃないあでしょうかね。
まあ、一世一代の勝負に向かっている受験生ばかりですから、あんまり冷やかし半分ではのぞいてほしくないですが、受験を感じるのには短い時間ですがオススメです。
ちょうど昨年のこの時期、小6しゃかりきパパさんのこんなメールを紹介したことがあります。
ストロングさんの指導を頼りに手取り足取り伴走してきた受験でしたが、受験の日、悩んだ結果、三校とも子供一人で受験会場に送り出しました。受験まで一緒にやってきたのだから、最後までとも思いましたが、ストロングさんの「受験の形は千差万別。すべての親のやることに意味を持たせろ!」というメールで決断しました。
あとで息子に聞かされましたが、千人を越える受験生のほとんどが親子連れ、塾の先生?も多数来場していたようで、友達や親子や同じ塾の方々の輪が受験会場ではいくつもあったようです。
「ビビったか?」と息子に聞きましたら、「ビビるわけない!」
とは言うものの…..内気なわが息子のことですから、心細かった
と思います。
やることやったら、最後は一人で勝負するんだという意味づけを子供にはしたかったのですが、子供に伝わったかどうか。(省略)
これからも子供の勉強や学校生活には密にかかわりあっていくつもりですが、今回のように1つ1つのしていることに意味を持たせ、メッセージをこめてやっていきます。それが自立への道だと思いますから。
一人で受験会場に行って闘わせたのは、投げやりだったのではなく、最後は自分でかたをつけてほしかったということをいつかわかってくれると信じています。(省略)
受験にはいろんな形があり、どれも正解と言えます。
それぞれの受験生活にいろんなことがあったと思います。
受験の終わりは新しい生活の始まりであるわけですが、1つの区切りであることに変わりはありません。
「最後まで諦めない!」
この言葉の意味を初めてのもっとも緊張する舞台で試される子供たち。
その本当の意味するところを思い切って経験してほしいと切に願います。
「お前が負けるわけないだろう!」
いろんな意味を込めて子供に言ってあげて送り出してあげてください。
人生のおもしろさや悲しさをこれから経験していくのですから!
迷わず行けよ! 行けばわかるさ! 押忍!