さて、中学受験に必要な情報ということで「学校についての情報」「塾についての情報」をどこで収集するかといった話をしてきました。

最後に残ったのが、

 3)受験についての情報

なんですが、コレが一番入手困難な情報といってよいと思います。

受験についての情報といっても、受験科目、配点、入試日、入学してからの授業料などは学校案内やホームページなどで調べることができます。

しかし、受験する学校の科目別の出題傾向や偏差値別の合格確率といった

合格するために必要な情報

は学習塾に所属しないとなかなか入手することは難しいものです。また、傾向などがわかったところで、具体的に対策を進めていくにはどうしても塾の力が必要になってきます。

自分が行きたい中学校に合格するために必要な情報を多く持っている塾はどこの塾なのか?

これが、塾選びの基準になってくるわけです。

偏差値55だったら合格確率は何%といったりするが、偏差値は塾ごとに開催される模試によって異なることを注意しないといけません。

たとえば、日能研の場合、「R4」という合格可能性80%の偏差値が発表されますが、あくまで日能研の公開模試の受験者にとっての合格可能性であるわけです。

四谷大塚の合格可能性80%のラインを「80偏差値」といいますが、同じ学校でも日能研のR4とは異なっています。

今の実力を知るには、模試を受験しての結果が一番信憑性が高いということです。