個人塾にこれといった定義はないが、大手進学塾のように多くの校舎を展開しておらず、塾長と呼ばれる経営者が自ら授業をすることが多い。

個人塾の一番の強みは、面倒見の良さである。もちろん、個人塾であればどこでも良いというわけではない。

本当にどれだけ面倒を見てくれるのかは、入塾する前に確認する必要がある。

一方、個人塾の弱みといえば、情報力といえよう。大手のように学校別の対策コースなどが細かく分かれていない。なので、自分の目指す学校への対策が十分であるかについての確認が必要だ。

個人塾の場合、得意とする学校があるはずだ。地元の中堅レベルの学校を得意とする場合が多く、カリキュラムもその学校に合わせたものになっていることが多い。

入塾する前には、志望校を具体的にあげ、合格実績や指導体制について納得いくまで話を聞くことをお勧めする。大手進学塾のような膨大な宿題に悩まされることなく、無理なく志望校の対策をするためだ。

個人塾に決める場合、塾長の方針に賛同できるかどうかが大切である。そのため、入塾前には塾長と面談して、方針を確認するとよいだろう。中には、塾長自らがフォローを約束してくれることもあるからだ。

親と塾が連携をとりながら受験を目指す

これが個人塾の一番の魅力である。